ポルシェ・ミュージアムがクラシック車両に求めること

Porsche museum

ポルシェの名を冠したモデルが初めて世に送り出されたのは、1948年 356 ロードスター No.1でのことだが、その歴史自体は110年以上も前から続いている。

その歴史において重要な開発段階なども含めて体感できるようにすることが、本国ドイツにあるポルシェ・ミュージアムにとって自明の課題である。 そのコンセプトにあるのは、コレクションを本来の姿で保存するだけでなく、何よりも走行できる状態で維持すること。

そのために、ポルシェ・ミュージアムの中心部には、独自のワークショップが運営されている。優秀な専門技師8名が、全製造年のポルシェスポーツおよびレーシングカー、さらにはプロトタイプや実験車両を整備している。また、ミュージアムワークショップはクラシックカーレースの拠点でもある。修理やメンテナンス作業から多数のラリー出場準備、そして完全な復元作業に至るまで、ほぼすべての作業をポルシェ・ミュージアムで行うことができる。



ここでは、不可能だと思われるレストア作業などに直面しても、ポルシェクラシックやポルシェモータースポーツのリソースを利用することもできる。そのようにして蘇ったポルシェは、ブランドアンバサダーとして世界中を駆け巡っている。ポルシェ・ミュージアムのコレクションから、30か国以上で開催される320件以上のイベントに年間約800台が出展されているという。

出展前には、「走行して感動を生む」という当初の目的を果たすため、ミュージアム・ワークショップでそれぞれの車両が完璧なコンディションへと準備されるのだ。

クラシックポルシェ編集部

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