タイのポルシェエンスージアスト達にとって年に一度の恒例行事とは?

Porsche AG

ポルシェをテーマに制作活動を行うインスタグラム・アーティスト、ジェフリー・ドハーティが12月14日、バンコクで行われたダス・トレッフェン(Das Treffen)でアートワークを担当した。ポルシェとデザインへの情熱、そしてソーシャルメディアを通じた偶然の出会いが、アメリカを拠点に活動するクリエイティブディレクターをタイ・バンコクで行われたイベントへの参画を実現させた。

ニュージーランド出身の彼にとって、バンコクへの渡航はこれが初めてだという。しかし、そこで彼はポルシェをきっかけに、何年にも渡りフォローし続けてきた人々に出会うこととなった。

タイのポルシェエンスージアスト達にとって、年に一度の恒例行事となっている本イベントは、2019年で4回目を迎えた。イベントを主催するのは、仲間内では「テン」の愛称で親しまれている、GTポルシェ・タイランド・マガジンの編集長、シハブター・テン・スームサイ(Sihabutur ‘Tenn’ Xoomsai)氏だ。彼は、タイでポルシェ・エンスージアストが集まるイベントを主催することで、コミュニティの育成を目指しているという。



ダス・トレッフェンでは、400台以上のポルシェを一堂に見ることができる。それだけでなく、ポルシェに乗って来た来場者は全員展示エリアに駐車できるのだ。「ポルシェに乗って来てくれるだけでいいのです。それだけで、このイベントにまるで家族の一員のように参加してもらえます」とテン氏は言う。そしてその言葉通り、ダス・トレッフェンは参加者にとっての「ファミリーイベント」となってきている。展示車両の中には、今にもレースに出場できるようなスポーツカーだけでなく、ファイリーカーとして利用されているカイエンSUVや、ケイマンの窓から、連れてこられたペットの犬が顔をのぞかせている風景がそこにはあるのだ。

イベント参加者である建築家のコーン・トーントー氏は、妻と双子の姉妹を連れて、1969年 911Eで参加。彼は自宅のバンコクにガラス張りのガレージを構え、911Eはそのコレクションの中の一台だという。言語の壁がありながらも、ジェフリーとコーン氏はポルシェへの愛情をきっかけに、SNS上で交流を続けてきた。ジェフリーのポルシェへの情熱は、メカニックだった祖父と父の元で育った彼の生い立ち上、避けられることのない運命であったという。

「レース、クラシックカーショー、ラリーなど、あらゆるイベントに、父はわたしを連れて行ってくれました。そこで、彼から自動車への愛を受け継いだのです」と語った。しかし、彼は父のようにメカニックとして生きていこうとは思わなかった。メカニックとしての目線で自動車を見る彼の父とジェフリー自身の目線とでは、車を捉える視点は違っていた。

クラシックポルシェ編集部

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