ポルシェのカーボンファイバーの歴史│911 GT1からカレラGTへ

ポルシェは911 GT1 で1998年のル・マン 24時間に参戦した。ボディはカーボンファイバー強化プラスチック製で頑丈であったが、その分コストもかかった。2003年にカレラ GTが登場するまで、カーボンファイバーボディがロードカーとして採用されることはなかったのだ。

そして続くマイルストーンとして、918スパイダーのモノコックにカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)を採用した。原理的にはレジン トランスファー モールディング製法と同じものである。成形型の中にカーボンファイバーを敷き詰め、そこに合成樹脂を流しいれ、わずか20分間加熱するだけで硬化するため短時間で成形することを可能にした。

911 GT2 RS(997)のような実用性の高いレーシングカーでも、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)が用いられている。ボンネットひとつにおいても、他の標準モデルに比べると2キロほど軽量化に貢献しているのだ。

クラシックポルシェ編集部

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