輝かしいヒストリーをもたらした革命的なポルシェ956

ポルシェ956のサクセスストーリーの秘密は、アルミニウム製モノコックシャシーと高効率を極めたターボエンジンだ。そして革命的なエアロダイナミクス性能にあった。

1982年のモータースポーツシーズンは、ポルシェにとって輝かしい1年となった。その年のル・マンではほぼ全てのクラスにおいて1位から5位までを独占し、特別タイトルも総なめという最高の結果がもたらされたのである。特に新しいグループ C レギュレーションに基づいてポルシェとして、初めてアルミニウム製モノコックシャシーとグラウンドエフェクトを採用した 956は、歴史的な1 - 2 - 3フィニッシュを遂げ、その名を永遠のものとした。

翌1983年、956はプライベートチームにも提供され、ワークスと共に勝利を重ねていく。1983年から1985年までの世界耐久選手権、そしてメーカー世界選手権において表彰台を独占し続けた956の存在感は、まさに別格であった。

長きにわたり例外的ともいえる活躍を続けた956であったが、1987年にFISA(国際自動車スポーツ連盟)の新たなレギュレーションが施行されることが決まると、ポルシェでは1984年から新ルールを視野に入れた956とそれに続く962の開発に着手していく。このタイプ 956と962には、現在、革新的エンジニアリングとして成功を収めている  “ ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)” がはじめて採用されていた。


製造年: 1982 年
クラス: グループ C
エンジン: 6 気筒水平対向ツインターボエンジン
排気量: 2649cc
最高出力: 620ps( 456kW )
車両重量: 820kg
最高速度: 350km/h
主な功績: 1982、1983、1984、1985 年ル・マン総合優勝
ドライバー( 1982 年 ): ヨッヘン・マス、ヴァーン・シュパン

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