コロナ禍でのテストドライブ│ポルシェが新型パナメーラをテスト

Covid-19で安全にテストドライブを実施する方法は、ポルシェの開発チームにとって課題の1つでした。合理性、規律、チームワークを大事にしながら、コードネームはG2 IIとされている新しいパナメーラのテストドライブが行われた。

従来のテストドライブでは、2名が一組で1台に乗っていたが、ソーシャルディスタンスの規則により現在はそれができない。また、フェイスマスク、消毒剤、使い捨てタオルが使用され、徹底的な防止策も取られた。

「コロナウイルスの危機は、私たちにより柔軟な対応を求めています」とテスト責任者のマルセル・ホーネマンは説明する。G2 IIのさまざまな気候などで行われる複雑なテストドライブはコロナウイルスが世界規模の危機になる前に完了していたことが救いであったとも話す。現在は、旅行制限により、これらの多様な気候におけるテストは一時的に中断されている。 



この新しいパナメーラの試作車は、ヴァイザッハ周辺とシュヴァルツヴァルトの道を走ってテストを行っている。ポルシェのエンジニアは45分ごとにクルマを替えていく。チームが後で一緒になって調査結果について話し合うとき、独自のアセンブリを評価するだけでなく、学術的な洞察も示すことが求められるため、責任者はすべてのエンジンを試運転する必要もある。

そして、クルマを入れ替える際にはハンドル、シート調整、コントロールクラスター、バックミラー、スイッチに、消毒剤と使い捨てタオルを使用して、それぞれ徹底的に掃除する。ドライバーがクルマから降りると、ドアとブーツのハンドルを消毒する。そうしなければ、車両を次の人に渡すことができないのだ。



これまで、2人のドライバーが入れ替わるときはハイファイブが行われていた。しかし、現在の新しいルールは手の消毒を行うこと。そして、入念なチェックをしてから、ヴァイザッハの覆面チームは再びテストドライブへと走っていく。

RECOMMENDED