サーフィンと空冷ポルシェを組み合わせたイベント「ペトロ-サーフ」を立ち上げるまで

ケン・ヘイクは、呼吸をするようにサーフィンを楽しんでいる。サーフィンと同様に1987年 ポルシェ911カレラ3.2も愛している。彼はポルシェとサーファーのための特別なイベント「ペトロ-サーフ」を立ち上げた人物だ。

空冷ポルシェのミーティング「ペトロ-サーフ」はジルト島で開催される、空冷ポルシェとサーフィンをコラボレーションしたユニークなイベントである。北部ドイツ出身の彼は、大西洋と太平洋で波乗りを覚えた。最初はウインドサーフィン、その後はサーフボードを使い続けている。1996年にはドイツ・サーフィン選手権で優勝している。

「ジルト島にはサーフィンの長い歴史があります。1950年代から、ライフガード達が北海の波を乗り越えるためにボードを使用していました。彼らはフランスでの休暇からサーフボードを持ち帰り、波に乗るようになったようです」



18歳になるとケンは海を越えて冒険に出ることを渇望しアメリカへと向かった。1997年、ドイツ代表チームの一員として、カリフォルニアのハンティントン・ビーチで開催された世界サーフィン選手権に参加した。すぐにカリフォルニアのライフスタイルに心を奪われた。ドイツに戻ったケンはその1年後、再びアメリカへ旅立った。今度はサンディエゴでマーケティングと経済学を専攻するため。「ほとんどの時間は、世界で最も古いサーフクラブの『ラ・ホーヤ』でサーフィンばかりしていました。 あの場所に漂う空気には特別なスピリットがあります。他の場所とは絶対に比べられません」と話す。

しかし、米国で12年間過ごした後、彼はドイツへ帰国することを決める。それは当時の雇用主がサンディエゴからロサンゼルスへとオフィスを移転したことがきっかけとなった。「私はロスが好きですが、住む場所としては忙しすぎる場所でした。その時点でドイツに戻らなければ、一生帰国することはないことも分かっていました」

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