ソフトトップ タルガの魅力を改めて見る「SOFTLY SOFTLY」

タルガルーフはポルシェが生んだものではないかもしれないが、タルガのソフトトップはポルシェならではのものである。

オープンバージョンは、売れ行きが良くない年でも356の売上の20%を占めていた。1965年に最初に公開されたルーフカバー、取り外し可能なリアウィンドウ、スチールフープを備えたタルガコンセプトは、センセーションを巻き起こした。これによってポルシェは、オープンカーを作成する新しい方法を見つけたといえよう。カブリオレでも、クーペでもない、ハードトップでも、サルーンでもないまったく新しい存在だったのだ。



しかし、構想から生産モデルが登場するまでに1年以上がかかった。2つの取り外し可能なパネルが、空気圧によって上向きに曲がってしまい速度に問題が発生したのだ。さらにソフトトップは取り付けが面倒で熱に弱いというウィークポイントがあったのだ。実際、ポルシェは代替のハードルーフを販売することを意図していたため、さらに実験を重ねた後に、ハードパネルを標準にした。





1967年夏の終わり頃からは、タルガモデルには折りたたみ式のプラスチック製のリアウィンドウの代わりに、固定された安全なガラス製に変更できるオプションも登場。それはそれからわずか1年後には標準装備となり、1993年までのタルガに採用されていた。

“TARGAS CAN SUFFER LIKE ANY OPEN CAR FROM WATER INGRESS…”



SOFTLY SOFTLY
ClassicPORSCHE vol.60

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